数学、0点だった私のターニングポイント 第26回

数学、0点だった私のターニングポイント

0点、獲ったことありますか。


学校が終わっても、家に帰れないんです。


親に何て言い訳したら良いか、分からなくて。


誰もいない教室の窓を見ると


日は暮れていくし


グラウンドの部活連も後片付け始めるし


カラスは鳴いているし・・・。


ダメだ、


良い考えが思い浮かばない。


家に帰ったら玄関で謝ろう。


もう、それしかない


その時は、幸いにも、親には笑って許してもらえました。


が、しかし・・・前途は真っ暗。


こうなったら、最後の手段を取るしかありません。


そうです。


出来るヤツに土下座で訊いてみる。


善は急げ。


翌朝、早速


数学が得意な、同級生(ルックスも、性格も良い)に土下座です。


幸なことに


彼は優しい人でした。


もしかしたら、


朝一で土下座で「弟子にしてチョー」と叫ぶ


私に恐怖していただけなのかもしれません。


朝からいきなり縋ってくる私に驚きつつも


「試験の解答用紙を見せてみろ」


と救いの手を差し伸べてくれました。


出来ない私の解答用紙を見た、


彼の第一声こそが


数学を救うことになります。


その台詞とは・・・


次回「お前は○○じゃないんだから」

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月島ほけんコンサルティング